「高知。」
熱くてデカい高知。
代表として挑む今年はうちには大きな壁にも見えた。
出発前から自分自身の体調不良。正直自分がうっと~しかった...
8月9日...そんな中、迎えた高知。
高知がはじめての人や、ほとんど知っている人がいない人もいるだろうメンバーを多く抱え、
また気温も例年より熱くて...救護班的にも練習中から怖さを感じてた。
高知1日目...みんなの緊張が伝わってきた。
はりまや...菜園場...知寄町...愛宕...
そして追手筋...帯屋町...1日目終わる頃、そこには笑顔があった。
踊りつかれていたけれど、みんないい笑顔をしていた。
さすが高知だと思った。「高知よさこい」この祭りの力は、やっぱりスゴイ。そう思ってた。
スタッフしててもらった”はりまやメダル”も思い出♪
高知2日目...朝からみんなの踊りが違った。前日とは確かに違った。
踊りはすでに1つになっていた。みんな楽しそうで、笑顔いっぱいで。。。
演舞後、倒れてしまう人も何人かいた。
「踊るな」って決断を伝えなきゃいけないこともあった。
踊ることが何よりも好きなうちやから、「踊りたい!」って気持ちはよぉ分かる。
でもみんなと最後の最後まで一緒にいたかったから...
誰一人欠けてほしくなかったんだ。
秦会場...この頃かな。
「夢源風人」「目には見えない思いのつながり」
このチーム...このメンバー...かじぴたんふぁみりぃ...
最高だな...って心から思ってた。
そして迎えた最後の会場...
「夢源風人 2007 花の虹」
うちも笑顔で思いっきり踊りきってやろう、そう思ってた。
なのに...途中涙で前が見えなくなった。
みんなの思いが、みんなの「ありがとう」が、みんなの笑顔が、いっぱいいっぱい伝わってきて、
「目には見えない思いのつながり」が、いつのまにかうちにはくっきり見えていた。
みんなが見せてくれた「ありがとう」を見ながら、
できるところまでやりきった先にある光景ってこんなにまであったかいんだなぁって感じてた。
シャボン玉が...空に広がり...みんなの光うつしてキラキラしてた。
そういやうち、「シャボン玉、地方車の上から飛ばしたいなぁ」って
大阪でつぶやいたことあったなぁ...って思い出しながら、
地方車の上でバブルマシーン持って笑ってるスタッフや、
泣きながら踊ってるみんな見ながら...泣いてた。
そして打ち上げ...やりたいことはまだまだあった。
スタッフみんなを、高知に行ったみんなの前で、うちの言葉で紹介したかった。
これまでスタッフみんながやってきたこと、いっぱい見てきた。それ全部伝えてあげたかった。
でも...言わなくてももうみんなに十分伝わってる気がしたんだ。
みんなが一言一言くれる言葉、そして笑顔、それ見てたらここには花の虹が確かにあるって思った。
スタッフとして動いてくれたみんな
「本当にありがとう」
高知よさこいという大地を作り、あたたかな想いを届けてくれた高知のみなさま
「本当にありがとう」
笑顔で踊ってくれた踊り子のみんな、自分からいっぱい動いてくれた踊り子のみんな
「本当にありがとう」
一緒に「花の虹」のひとつひとつの花咲かせてくれたみんな
「本当にありがとう」
この高知が、ぴとぅが、あなたの夢へのパワーとなりますように...。
第6期代表 かなあみ