2000年夏、高知よさこい祭りと出会いました。
偶然にか、高知の友人に会いに行く日によさこいって祭りもやってるし、見に行こうってことになりました。
私は祭りより、友人に会えることの方が楽しみで高知まで向かっていました。
途中、海や空はすばらしくキレイな青だったことを覚えています。
市内に入ると、至る所から大きな音楽が聞こえるし、街中カラフルな衣装を着た団体をいくつも見かけ、高知に着いたんだとすぐわかりました。
気づいたら、歩道にも車道にも人が溢れて、立ち止まって見入ってしまっていました。
カラっとした暑さに 汗を拭うことなく踊り続ける姿は、今まで見たこともない熱気と活力を感じました。
夜、帯屋町商店街でのよさこいのパレードを見て、こんなにはじけれる祭りがあったんや!
誰でも参加できるなら、やってみたいなぁ~、みんなで一つのことを一緒に楽しめるっていいよなぁ~って・・・気持ちは妄想の世界にありました。
うちらもやってみたい!
できるなら自分達で出たくない?
ついいつもの癖で、後先考えずやりたい病の言葉が出てしまいました。
チーム夢源風人ができるなんて、その時は夢のようなことで、今思い出しても不思議な気持ちです。
(ホリケイコ)
よさこい祭りを知ったのは、高校3年の夏休み、友達と高知へツーリングをしている時でした。
何も知らなかったのですが、その日は偶然にもよさこい祭り開催日で、ちょっと休憩に止まったところへ踊りながら歩いてくる集団に出くわしました。
おーって思いずっと見とれていました。
一通り見てから郊外へ移動し、テントを張って食事を済ませた後、コインランドリーを探しに再び市の中心へ繰り出しました。
町は普通なようですが、ただ一つ違っていたのは衣装を着た人々が町を自然に歩いていることでした。
コインランドリーに着くと、同年代の踊り子とすれ違いました。
すごいいい表情をしていて、この旅で一番鮮明に覚えているのも、その時すれ違った踊り子の笑い顔です。
あれから3年、祭りも踊りも全く興味がありませんでしたが、よさこい祭りはいいなぁと思っていました。
そこへホリさんの一言であの時の記憶が一気によみがえり、参加できたらいいなと思い始めました。
(あかちゃん)