夢源風人(ぴとぅ)ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
広報・ブログ担当のむっちゃんです。
2018年もあと25日で終わりですね。早くない? 時空、歪んでない??
ぴとぅはこの1年、「ココロ咲ク夏」をテーマに演舞を作り上げてきました。
そんなココ夏は、11月の四日市よさこい祭りで踊り納めとなりました。
代表ブログ:踊り納めに思いつなげて。ココロ咲ク夏、届けたいもの。
踊り納めし今も、ココ夏の思い出はまだまだ溢れるばかり。
楽しかったココ夏。愛しかったココ夏。ありがとうココロ咲ク夏・・・・
と浸る間もなく、ぴとぅの「今期テーマ」が発表されました。
15期「あふさかんシンフォニー」
16期「ハレ、晴れ」
17期「ココロ咲ク夏」
これに続く、18期、夢源風人の演舞テーマは……
「郷-Sato-」です。
ぴとぅでは先日11月29日、肉の日PRと見せかけた「今期テーマ発表ムービー」を公開しました。
来春発表予定の演舞曲も少しだけ流れているので、よかったら最後まで見てみてください。途中で切られたらマジでただの焼肉動画です。
テーマ発表に伴い、今回の記事では「郷-Sato-」というテーマが生まれた背景について、チームを代表してこの人に聞いてみました。
会社の納涼会で浮かれる課長
ではなく、ぴとぅ18期代表・あきべーです。
「郷-Sato-」に秘めた想い、そして「郷-Sato-」から想起される自身のよさこい人生の始まりについて話してもらいました。
2001年から18年間続くぴとぅの原点も垣間見えるインタビュー、よければご覧ください。
むっちゃん:
「ハレ、晴れ」「ココロ咲ク夏」からの今期テーマが「郷-Sato-」ということで、どこか華々しい印象からかなり落ちついた感じのテーマに変わったな~と思いました。
まず、なぜ「郷-Sato-」というテーマが生まれたのでしょうか??
あきべー:
「よさこいの原点にしっかり立ち返りたい」と思ったのが最初のきっかけですね。
そこで今回、演舞のキャッチコピーを「響く鳴子、思うふるさと」にしたんです。
むっちゃん:
よさこいの原点、と言うと……??
あきべ:
よさこい祭りの原点は街と人、そして鳴子です。僕たちが踊っているのは、”よさこい鳴子”踊りなので、鳴子も今まで以上に丁寧に取り組んで行きたいと考えています。
(オレたちの原点)
むっちゃん:
そういえば、今回の演舞曲は「鳴子の音色に添う心~」という歌詞から始まりますよね。 ※ぜひ焼肉動画で聴いてみてください
あきべー:
その冒頭の歌詞も「鳴子の音色を大事にしたい」という意思を込めてみたものです。
2011年くらいから、ぴとぅでは毎年いろいろと新しいものに挑戦してきたんですね。小物や纏を入れてみたり、衣装も方向性を変えてみたり。
そしていざ次のテーマを決める際、「よさこいの原点である「鳴子」にもっと向き合った演舞をしたいね」という話になりました。これが「郷-Sato-」の始まりですね。
むっちゃん:
「鳴子と向き合う」とは、具体的にどういうことなのですか??
あきべー:
その点は、今からチームで作り込んで行くところです。いくつか思い切った変更もありますが、来春のお披露目まではヒミツなので、ぜひ楽しみに待ってもらえたら嬉しいですね。
むっちゃん:
来春までに見学・入会した人は、ひと足先にヒミツを知れますね。
(露骨な宣伝に釣られてくれる人はこちら→12月23日 新曲体験会)
むっちゃん:
去年のココ夏では「お客さんを巻き込んで楽しみたい」と、曲にコール&レスポンスを入れたりしましたよね。
今回の「郷-Sato-」は、観る人にとってどんな演舞にしたいですか??
あきべー:
お客さんには、どこかノスタルジックな鳴子の音を聴きながら、ふるさと、と言うか「自分の原点」を思い出してもらえたら嬉しいですね。
むっちゃん:
自分の原点か。わたしの原点ってなんやろな。
あきべーさんは、「郷-Sato-」や鳴子の音を聴きながらご自身のどんな原点を思い出しますか??
あきべー:
あ~そうだなぁ~。
やっぱり思い出すのは「よさこいの原点」ですね。人生のターニングポイントでもあるので。
僕がよさこいを踊り始めたのって2002年の高専時代で、学祭の実行委員をやっていた友人に誘われたのがきっかけなんですけど……
むっちゃん:
高専生のときに始められたんですね。
あきべー:
そうそう。ただ、当時は「よさこいで手に持って踊る道具はなんでしょう??」というクイズに答えられないくらい無知でした。
むっちゃん:
鳴子や。オレたちの原点や。
あきべー:
この時は、厳密にはよさこいじゃなくて「南中ソーラン*」 しか踊ってなかったんですよ。このとき作ったチームが、後に三重のよさこいチーム「勝山組」になるんですけど。
* どっこいしょ~どっこいしょ!ソーランソーラン!でお馴染みの、おそらく最も有名なソーラン節。
写真協力:勝山組(www3.to/katsuyama)
あきべー:
これが当時の写真。右から3番目、黒いタンクトップが僕ですね。
むっちゃん:
おぉ、若い。
(写真左、14年後のあきべー)
むっちゃん:
それがこうなるから時は残酷ですね。
むっちゃん
よさこいの原点は2002年の高専時代だとして、あきべーさんの「ぴとぅの原点」についても聞きたいです。
あきべー:
高専を卒業して大学に編入学にした2004年に「福井大学よっしゃこい(福井県の学生チーム)」に入ったのですが、同年に勝山組の友人から「高知よさこいで踊らね??」と誘われたんです。
それで、高知限定で加入したのがぴとぅでした。
むっちゃん:
最初は高知限定メンバーだったんですね。正式加入はいつですか??
あきべー:
2006年ですね。高知で踊ったときから、ぴとぅの「目には見えない思いのつながり」というコンセプトには惹かれていたんです。
学生チームを卒業して「次はどこで踊ろうかな~」と熟考して、最終的にはぴとぅ一択でした。
(2004年 高知よさこい)
あきべー:
振り付けも、衣装も、地方車も、当時のぴとぅはぜーんぶ手作りでした。「地方車作るから練習行けません!!」っていう人もいたな。
むっちゃん:
高知の業者さんが地方車作ってくれる今だったら考えられないですね……!
(2004年の手作り地方車)
あきべー:
それに、昔は振りつけも今よりだいぶシンプルだったし、正直今より隊列も揃ってなかったんですよね。
ここ数年のぴとぅに入ってきた新人さんは、今の振りと隊列についていけるのマジすげーって思います。
むっちゃん:
個人的には、すべてを手作りで仕上げてきた先人の皆さんマジすげーというお気持ちです。
むっちゃん:
あきべーさんの人生における原点は、やっぱりよさこいなんですね。
あきべー:
そうですね~、もしよさこいと出会っていなかったらどうなってたんだろ。とりあえず大学行ってたかは怪しいな。
むっちゃん:
今の学位はよさこいのおかげですね。
あきべー:
現職もよさこい仲間からの紹介ですし。
むっちゃん:
今の安定もよさこいのおかげですね。
あきべー:
初めての彼女もよさこい仲間です。
むっちゃん:
今いないですね。
あきべー:
昔いっしょに踊った人たち、昔からいっしょに踊ってきている人たち、よさこいを通して出会った人たちは、今でもずっと繋がり続けている大切な仲間なんですよね。
むっちゃん:
そんな繋がりを、これからも、そして今期の「郷-Sato-」でも、ぜひ広げていきたいですね。
ということで、最後にあきべーさんからブログをご覧の皆さんに(主に勧誘の)メッセージをお願いします!
あきべー:
よさこいは、人生を変える力を持っています。
もちろん日々を変えるきっかけはたくさんありますが、ただただ僕は、そのきっかけがよさこいだったら嬉しいと思っています。
ぜひ、ぴとぅでよさこいの扉を開けてみませんか??
\ぴとぅで踊ろう!/
2019年 新曲の体験会です!よさこいって面白いんやで!
ええんやで!よさこいって!
練習もお祭りもイベントも!
今、あなたらしくを新しく!エントリーは画像を見て、LINE@(https://t.co/AlpdOItZ5K )かDMで!#よさこい#体験会#新しい趣味#夢源風人 pic.twitter.com/dEanbxc6y2
— 夢源風人 (@mugenkajipitwu) 2018年11月28日
毎度しつこくすみません。12月23日までコレ言ってます。
今期テーマ「郷-Sato-」の新曲体験会、12月23日開催です。
<新曲体験会>
時間:13:45~16:30(交流会→18:00)
場所:天王寺区民センター
費用:無料
エントリー方法:ツイッターDM、もしくはLINE@にてご連絡をください。何卒お気軽に!
現メンバーともども、この日から振り落としスタートです。
ぜひ、ぜひぜひぜひぜひ「郷-Sato-」の演舞をともに作り上げる仲間になってください。
いっしょに踊りましょう。鳴子、鳴らしましょう。
この曲が、誰か(もはやあなた)にとってのよさこい・ぴとぅ原点になったらめっちゃ嬉しいです。
むっちゃん